2017-06-08

よごれている手でよごれたものを洗うこと

台所の管理は兼業主夫の必修項目だ。今日は油まみれのファンカバー網を掃除した。本来掃除するつもりはなかったのだが家人が突然掃除をはじめたので書類を放置して仕方なく代わりに掃除をした。台所周りの作業では以前主婦友達に教えてもらった「マイペット」が活躍しているが、ファンカバーの油よごれには何がいちばんよいのか。

シンクの中でいろいろな洗剤を試して、イケアで購入した樹脂製のブラシで磨いてみる。まったく落ちない。というよりむしろ油よごれが広がっているように思える。しばらく試行錯誤をした結果、ふつうの洗剤を、別途準備したスポンジでよく泡立て、それで表面をこすることによって油が分解され、埃と分離し、水できれいに洗い落とせるようになった。

ブラシの様子をみてみると、埃と油の混合物が分解されずに付着している。泡が立ちにくいので油がそのまま残っている。よごれた器具でよごれたものを洗おうとしていたのだ。よごれたものを洗い落とすためには、よごれていないものを使わねばならない。しかし手がよごれている場合は、手がふれるものはすべてよごれてしまう。それ以上よごれを広めないために、自殺という選択肢の意義があるのではないかと思って子供の顔を見る。しばらくそうして子供の顔をみて過ごした。