2017-07-30

すでに匿名ではないブログの諸原則

一応あらためて方針として、本ブログは、わたしの日々の日記として使う以外には、その日の時事についての感想を述べたり、身近なまたは関心のある作家の作品について書いてゆく、ということを原則としたい。より具体的にはこれらを身分を明らかにした上で記述し、「ふざけたこと書いているとぶん殴るぞ」「あまり調子にのっていると髪の毛むしるわよ」といつでもいわれる(可能性がある)場にとどまるということが、わたしのブログの基本方針ということになる。もっともわたしの尊敬する作家のみなさんのうちにはネットなど知らないしやり方もわからないひとも多く、紙以外の場になにを書こうがそもそも一行も読んでいない、ということは十分に想定されるが。まあ、原則は自らを責任という半径の内側に置く、ということとご理解いただきたい。日付と署名、がわたしのおろすことのできない看板である。

一方、匿名ではないブログが、つまり境界線(正/誤、真/偽)を往復するコンテンツを書くことができないブログが、おもしろいなんてことがありうるの、と読者は問うかもしれない。その疑いをわたしも共有しているが、じつはそんなに難しいことではないのでは、という気もしている。どうせ本の宣伝に使いたいだけでしょ、と読者はさらに問うかもしれない。どうせ本を出したら辞めるんでしょ、どうせ有名になったら辞めるんでしょ、どうせお金を稼いだら辞めるんでしょ、どうせあっというまに辞めるんでしょ、いらなくなったら捨てるんでしょ、あなたがこれまで捨ててきた家族みたいに、ブログも使い捨てるんでしょ……と、読者はさらに問うかもしれない。

今年の夏は、忙しくなる。わたしは答をことば以外の方法で提示したい。

(2017年7月30日)