2017-07-05

今晩の夕食

小松菜が大量に安く手に入ったので台所で洗っている。葉物は根っこのところに土が入りやすい。土、とわたしは書いたが、それは土に見えるだけで、実際には虫の死骸や排泄物であることも多いだろうということが経験から類推される。よって丁寧に洗う。さらに加熱もわりと念入りにする。野菜を生で食べてよいのだろうかということは、台所を預かるものとしてはいつも気になる。けっきょくインフラが整った現代社会とはいってもバクテリアや寄生虫やウィルスの知識はある程度もって自衛しなければならないということを最近よく考える。海外から入ってきた害虫のヒアリ等やデング熱もそうだが、これまでの常識が変わることもあり、また一方で古くからの思い込みが間違いであったと科学的に証明されるような事例もよく見聞きする。結局、常日頃から読み、考えていなければならないのだろうということを思う。ネットもある程度は頼りになるが、不正確な情報が多すぎ、しかもそれぞれが散逸しており、それを守るべきインターネットサービスプロバイダといえば恣意的にホスティングしていた情報を削除したり改竄したりする現実を見ていると、結局変更や修正に時間がきわめてかかる本という媒体の信頼性は高いままだと思わざるをえないので、料理についての本を集めるようになった。いろいろな料理をするようになって、調理師の免許なども面白そうだな、ということも思うが、残念ながらすでにいま兼業なので、そこまでする時間はなさそうなのがわたしの人生でいちばんの心残りだ。家族のために料理に集中できる人生であればよかったのにということを思う。きわめて残念な話だが、人生というのは、思うようにはいかないものらしい。

結局よく洗った小松菜で、しっかり火を通したオイスターソース炒めをつくった。