2017-08-10

だるい夜のひろがる

夏なので青唐辛子の酢漬け(グリーンチリ)をつくる。東南アジアでは広く食べられるものだが日本ではあまりみない。というか以前都内のシンガポール料理店Kにいったらこれを置いていなくて驚愕したことがあり、まあおそらく店員がたまたま知らないアルバイトだったのだろうと思うが、あちらの料理には空気のように当り前に付け合わせとして出てくる。ないと始まらない。

ということで今年も作る。青唐辛子を刻んで、穀物酢(米酢は高いのと、まろやかすぎて合わない印象)に砂糖5:塩1ぐらいの比例でお好みで入れ、鍋で一煮立ちさせてから冷蔵庫で冷やすだけ。酢は沸騰させると酸味が弱くなるので、わたしは少しだけ沸騰用に使って最後に分量を足している。密閉容器で冷やせば完成。これを小皿にとって醤油を少しまぜれば立派な万能調味料である。かなり長持ちする。ちなみに一煮立ちさせないで生で酢につけるレシピもあるが、衛生的にちょっとだけ心配なのでうちでは沸騰させている。

今晩は豚のばら肉を五ミリぐらいの厚さに切った豚丼をつくった。それから白菜の浅漬け。薄い葉のところは塩辛くなりがちなので、茎の部分だけつかう。葉の部分はとっておいて後日みそ汁に。強火で表面がこげるぐらいに焼いた豚のばら肉に、ピーマン、細く切ったエリンギ、獅子唐と炒めて、酢、醤油、みりん、砂糖を使ったタレをからめ、ご飯に乗せるだけ。グリーンチリは一日ぐらいは冷やしておいたほうが美味しいのだが今日はそのまま付け合わせとして食べる。辛くて暑い。そこまで気温は高くないので、窓をあけて汗を流しながら食べる。まだ離乳食が始まっていない子供は、わたしたちが食べる様子を、物欲しそうな表情でソファからみている。

子供を風呂にいれたらすぐに眠った。
窓の外にはだるい夜がひろがり、すっかり夏がやってきている。