2017-08-11

火鍋シミュラクル

ようやく週末。これから夏休みというひとも多いのではないか。もちろんネットなどはいっさい読むことなく、現実世界に遊びに出かけるのがよいだろう。わたしはいつも通り、机に向かうだけの人生だが、これを書くのももう何度目だろうか。さてみなさんは熱中症等には気を付けましょう。

ひょっとしたら沖縄もそうなのかもしれないが、熱帯では学校を含めたたいていの公共施設はほぼ100%エアコンが完備されている。確かにあちらは暑いのだが、冬がない分、建物は冷房が利きやすい構造になっていて、それなりに室内はどこでも過ごしやすい。四季があるとどちらにも対応しなければならないので面倒だ、と思いながら自分の部屋を掃除している。冷房だけなら空調設備ははもっと小型化できるのではないか……などと思いながらフィルタの埃を取る。実に面倒くさい。面倒くさいがカビ臭くなるので仕方なくやる。

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夏なので郷土料理の火鍋をつくった。と、いっても、ちゃんとつくるとかなり大変らしいので、地元の輸入品店で入手した韓国のインスタント「辛ラーメン」をつかったなんちゃって火鍋。つくりかたは袋に書いてある通りだが、スープに甜麺醤、粉唐芥子、花椒、醤油などを追加して味を整えると、かなり似た味にはなる。これで麺を煮て、あとはお好みでキノコ等の野菜、それから白菜の葉っぱのところを山ほど入れて最後に強火で沸騰させて火が通ったらすぐに食べる。ものすごく汗をかくので夕食におすすめする。スープが余ったら、次の日にご飯を入れて、溶き卵を散らして最後にごま油をひとたらしして雑炊にできるが、例によって辛いのでアジア料理に慣れているひとにだけおすすめ。

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夏は体力を奪われるし大変なことも多いが、毎日やると決めたことを粛々とすすめてゆく。かつての知りあいたちは元気だろうか、と思う。いや、そんなことはどうでもいいのだ。結局、誰もひとのことになど興味を持ちえない。そしてそれでいいのである。