2017-08-04

日々の記録

某誌のI編集長から詩集の書評依頼が来たのでやりますと書いて返送。今年度の書評委員としての役目は今回分で最後ということになりそうだ。小さな枠とはいえ一年間書評を続けたのは初めての経験だったのでたいへんおもしろく、率直に勉強になった。ただ書評はどちらかというとネット媒体向きだと思う。読んだあと購入に繋がりやすいし、感想を共有することにも適している。なるべく属人的な政治コミュニケーションを排して(「お世話になっております」「詩集拝読いたしました」「たいへん興味深く拝読させていただきました」etc)、来年度に向けて自分でもこのブログで書いてゆきたいと思っている。詩集はもっと読まれるべきおもしろいジャンルだ、ということをあらためて書いてゆきたい。

Tumblrから来たひとにはお馴染の長編詩「塔」(仮題)の見直しを進めている。あまりにも私事の物語に基づいた作品なので、正直、これを世に問うのはどうなのか、たんなる自己満足とどこが違うのか、と自分のこころとここしばらく問答をしている。編集のOさんは「でも詩は本質的には私小説な要素がぜったいにあるんじゃないか」といって肯定的な評価をしてくれたが、わたしはわたしで、自分の作品をどうすべきか、ひとりで決断しなければならない。まだ悩んでいる。悩んで、近いうちに結論を出さねばならないのだ。

それはともあれ相変わらず料理は趣味で毎日続けている。今日は作り置き用の煮干し出汁を大量に作ったのと、豚肉のみそ漬けを仕込んで疲れたので、夕食は単純なものですませる予定。料理はいい。毎日やれば技術があがる。片づける技術も向上する。一方、毎日何年も書いてもちっとも上達しないものもある。わたしはここで「笑」をつけるべきなのだろうが、まったくいやになるのである。だが、「研鑽」や「努力」という退屈きわまりない考え方を積極的かつ全力で人生から排除してゆくことが必要だと思う。いいかえれば努力をしない努力をする。遊ぶように書く、書くことを遊びにする。結果としてお金を(すこし)いただける……と、いいですね?